プロバイダーとクレジットカードとWEB
私が初めてパソコンを買ったのは、もう20年以上前の話です。当時は、コマンドプロンプトがベースのオペレーティングシステムを使用していたのですが、ハードディスクを1つつなげるのにも、設定にえらく時間がかかった事をよく覚えています。無論、その頃の私の技量では、ネットワークにつなげる設定などとてもできないものでした。そんな状態でしたので、その頃は、大学の研究室で使うプログラムを作っているか、パソコンゲームを買ってきてプレイする程度でした。そんな私が、初めてネットワークに触れるのは、それから数年後の1995年の事でした。現在、最も使われるオペレーティングシステムの礎となるものが売られた年でした。
ご存知の通り、このオペレーティングシステムの売りは、ハードウェアの設定のしやすさで、それはネットワークについても同様でした。その頃、インターネットの世界に憧れていた私は、1も2も無くモデムを買い接続を試みたのです。そのとき、初めてプロバイダというモノがあるのを知りました。またこれらの費用がクレジット払いなのを知って、驚愕しました。なんせ、当時の私はクレジットカードは持っておらず、またクレジットカードといえば、破産の代名詞と思っていたからです。それだけに当時は5つ程度のプロバイダーしか無かったのですが、その信頼性がどうなのか本当に吟味して調べた覚えがあります。それが故に、初めてWEBに入れた時は、それはとても嬉しかったのを覚えています。
【参考】